マルセル・コンシュ 著・文・その他 / 知泉書館 / 2026-10-20発売予定
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『形而上学』はマルセル・コンシュ 著・文・その他による「哲学」分野の専門家・研究者向けの書籍。知泉書館から2026-10-20に発売予定。 ISBN 9784862854681、274p、新書、3500円。 近刊情報(JPRO)は2026-10-12に公開。
出典: 国立国会図書館サーチ(JPRO提供分) ・ NDL書誌
情報更新 2026年10月(国立国会図書館サーチ/JPRO反映月)
マルセル・コンシュ 著・文・その他による作品です、知泉書館から刊行予定です、分野は「哲学」です。
専門家・研究者向けの本です。分野は「哲学」。
形而上学は,存在の根本原理を問う「第一哲学」として語られてきた。コンシュはこれを「現実の全体」についての理性による言説と捉える。何が真に現実的なのか,その全体と人間の位置を問うのである。「現実」も「全体」も一通りには理解されず,複数の形而上学が成立する。証明には理性に従う限り同意せざるを得ないが,論証には同意も反論もできる。形而上学にあるのは論証であり,立場の選択には自由が残る。ただし,すべての立場が等しく真なのではない。では,コンシュ自身はどこから思索するのか。彼はモンテーニュを通してコギトの確実性を問い直し,主体の哲学を離れ,無限の現実へと向かう。子供たちの苦しみを論拠に善なる全能の神を退け,無限で永遠なる「自然(ピュシス)」を根源に据える。アナクシマンドロスの無限やヘラクレイトスの生成も,この思索を支える。「自然」は人間や世界,宇宙をも生み出す源泉であり,人間はその中で思考する存在である。科学が現実の諸側面を解明するのに対し,コンシュは宇宙も含めた現実の全体を問う。この自然主義は唯物論と区別される。「自然」は詩人のように創造し,未来は過去にすべて含まれてはいない。自由や愛も,この創造性から考えられる。神学への批判は,他者への無条件の愛の否定を意味しない。自説を真と確信しながらも誤りの可能性を認め,哲学を生き方の知恵に還元せず,現実全体の真理を探究する。本書は,現代フランスを代表する形而上学者コンシュの思索を,その著作の初の邦訳として日本の読者に紹介する。
知泉書館から2026-10-20に発売予定です(ISBN 9784862854681)。
3500円です(274p・新書)。