もう一人のマリー・アントワネット : デンマーク王妃マチルダの恋
池田 節雄 著・文・その他 / 彩流社 / 2026-10-13発売予定
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内容
18世紀はルイ15世の時代。のどかで優雅なロココ文化の花開いた時代として知られている。しかし、その後半は、1775年からのアメリカ独立戦争、1789年のフランス大革命と続く動乱の時代だった。そのフランス大革命の最中に、マリー・アントワネットは悲劇の王妃となった。この同時代、デンマークにマリー・アントワネットに良く似た運命を辿った悲劇の王妃がいた。それが、マチルダ王妃である。栄光王家からわずか15歳で、当時17歳のデンマーク国王クリスチャン7世に嫁いだマチルダの不運は、クリスチャン7世が分裂的気質をもっていたことだった。彼は、妻を愛せないと公言し、妻を無視しつづける生活を送り、マチルダは孤独に苛まれることとなった。その後、国王の精神的健康のため、ドイツ人医師ストルエンゼが国王の侍医となったのだが、こともあろうにマチルダはストルエンゼと恋仲になり、王女ルイーズを産む。一方、ストルエンゼは、侍医としての仕事以外でも進んで行動することで、評判を呼び、当初からあった政治的野心を実現してゆき、しかるべき権力をにぎり、後にデンマークの小さなフランス革命と呼ばれる大改革を試みることとなった。しかし、その結果は挫折に終わってしまう。ストルエンゼは、王をないがしろにして、自らの改革に固執し続けたことで、人々の反感をかうこととなり、最後には、国家反逆罪で死刑となり、また同時に、マチルダは離婚を余儀なくされ、ドイツのツェレに島流しになり、その後、23歳で猩紅熱にかかり病死するのであった。まさに悲劇の結末である。自由奔放であったマリー・アントワネットと同時代を生き、良く似た、同じような悲劇の生涯を生きたマチルダは「もう一人のマリー・アントワネット」と言えるのではないだろうか。本書は、ストルエンゼのデンマークの小さなフランス革命に焦点をあてながら、マチルダの悲劇を辿ることで、歴史に翻弄されながら生きた王妃の生をまなざすものである。
書誌情報
- 書名
- もう一人のマリー・アントワネット : デンマーク王妃マチルダの恋
- よみ
- モウヒトリノマリーアントワネット : デンマークオウヒマチルダノコイ
- 著者
- 池田 節雄 著・文・その他
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2026-10-13(予定)
- 価格
- 3000円
- 判型
- 46
- ページ
- 188×128mm
- 分類
- 外国歴史
- 対象
- 一般
- ISBN
- 9784779131325
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