写真集 魚鷹(ミサゴ)の詩(仮)
泊 和幸 著・文・その他 / 彩流社 / 2026-10-27発売予定
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内容
仙人の命は繋がってゆく………遠別川が静かに教えてくれた。雪で閉ざされた遠別川は全長約60キロ。源流から河口までの高低差が約850m。下流の平野部では蛇行が著しい。動物たちが往来できる凍った川の一本道に春を呼ぶ雪解け水がゆっくりと溶け出しやがて海に流れ出ると、里山の営みが復活する。海ワシが遠別川を離れるころ、残雪の山肌をかすめてあの翼が帰って来る。遥か南の越冬地から幾千キロの旅を経てミサゴのつがいが再びこの川に舞い戻る。ミサゴが枝を集め風雪で荒れた古巣を直し終えると、産卵と子育てが始まる。ここに宿る命の物語を季節とともに追い求めた。ある日、オジロワシとキタキツネを撮影している際、目の前の水面へ激しく突っ込む一羽の鳥が現れた。なんとも無茶な狩りをするものだと一瞬で心を奪われたのだった。以来、他の生き物そっちのけで「ミサゴ」を追いかけ続けることとなった。巣立った幼鳥を見届けたミサゴは晩秋の風に送られ、静かに遠別川を離れ、越冬の旅へ向かう。その頃、川には海ワシが降り、ヒグマ、キタキツネ、エゾタヌキたちと遡上するアキサケをめぐって戦いが繰り広げられる。季節が深まるほど、この川は多くの命が交錯する舞台となり、自分たちの時間を懸命に生きていく。冬は雪氷が川を覆い一本の道となり、生き物たちの往来が始まる。雲間の光に浮かぶミサゴの鋭い眼差しには、この川で積み重ねてきた季節の記憶が静かに宿っていた。流れが育て、流れが呼び、遠別川は長い年月の中で命をつなぎ続けてきた「母なる川」である。この物語は、遠別川の生き物たちが季節の中で受け継いできた命のバトンの記録である。泊和幸、『里山の宇宙 キタキツネ』に続く最新写真集、オールカラー!
書誌情報
- 書名
- 写真集 魚鷹(ミサゴ)の詩(仮)
- よみ
- シャシンシュウミサゴノウタ
- 著者
- 泊 和幸 著・文・その他
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2026-10-27(予定)
- 価格
- 6000円
- 判型
- A4
- ページ
- 210×297mm
- 分類
- 写真・工芸
- 対象
- 一般
- ISBN
- 9784779131486
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