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中国 統制経済の罠

葦原 大和 著・文・その他 / 彩図社 / 2026-08-27発売

内容
中国経済は好調なのか、それとも深刻な危機に向かっているのか。 不動産バブル崩壊・金融機関の傷口拡大・地方債務膨張という三重苦の中で、中国経済は「崩れるか粘るか」の瀬戸際に立たされているというような話が頻繁に耳に入ってきます。 一方では、電気自動車や太陽光パネル、レアアースなど、中国企業の競争力や産業上の優位性を示す情報も流れています。 ネガティブなニュースとポジティブなニュースが入り交じるなかで、「結局、中国経済はどうなっているのか」「共産党が強く統制しているのに、なぜ問題を止められないのか」と疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。 中国は社会主義を掲げながら、市場競争も取り入れています。企業は価格やシェアをめぐって激しく競争する一方、銀行融資、補助金、産業政策、共産党組織などを通じて、国家と党の強い影響を受けます。 本来、強力な統制があれば、不動産価格の暴騰や企業の乱立、過剰投資、地方債務の膨張を抑えられるようにも思えます。ところが現実には、政策による後押しが過当競争と過剰生産を招き、問題が表面化すると別の統制策が新たなひずみを生み出してきました。 なぜ「全能」に見える共産党が、中国経済の混乱を止められないのか。 本書は、この問いを出発点として、不動産、金融、地方財政、企業経営、汚職という五つの側面から、中国経済が抱える問題の発生と拡大のメカニズムを読み解く一冊です。難しい数式や専門用語に偏らず、具体的な制度と事例をたどりながら解説します。 【本書で扱う主な内容】 ・社会主義市場経済と、共産党による企業統制の仕組み ・中国の経済政策を動かす機関と意思決定の流れ ・不動産バブルが生まれ、対策によって崩壊へ向かった経緯 ・土地収入に依存する地方財政と、融資平台、隠れ債務の構造 ・シャドーバンキングが債務問題を見えにくくする理由 ・支援を受けながら残り続けるゾンビ企業の実態 ・賄賂と汚職が統治や経済成長に与える影響 ・中国経済のひずみが日本や世界に及ぼす可能性 【こんな方におすすめです】 ・中国経済の今後を、断片的なニュースだけでなく構造から理解したい方 ・不動産バブル、地方政府債務、不良債権のつながりを知りたい方 ・中国共産党の政治体制と経済政策の関係に関心がある方 ・中国企業との取引や中国市場の動向を考えるビジネスパーソン ・国際政治、安全保障、地政学と経済の接点を学びたい方 ・専門家向けの難解な経済書ではなく、読みやすい解説書を探している方 中国経済の問題は、単なる景気の波ではありません。その背後には、中央政府、地方政府、国有企業、民営企業、金融機関が複雑に結びついた統治と経済の構造があります。…

書誌情報

書名
中国 統制経済の罠
よみ
チュウゴク トウセイケイザイノワナ
著者
葦原 大和 著・文・その他
出版社
彩図社
発売日
2026-08-27
価格
1800円
判型
46
分類
経済・財政・統計
対象
一般
ISBN
9784801308411

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