
呼吸器ジャーナル Vol.74 No.4 : COPD 薬物治療とその先へ―併存症管理,新規治療の活用
清水 薫子 編集 / 医学書院 / 2026-11-01発売予定
出典 国立国会図書館サーチ(JPRO 近刊情報を含む)ISBN 978426002939111月1日発売
楽天ブックスで予約する →
※ アフィリエイトリンクを含みます。購入により当サイトが手数料を受け取る場合がありますが、掲載順や内容には影響しません。
この本はまだ発売されていません(近刊情報)。内容・発売日・価格は変更される場合があります。
この本はどんな本?
『呼吸器ジャーナル Vol.74 No.4 : COPD 薬物治療とその先へ―併存症管理,新規治療の活用』は清水 薫子 編集による「医学・歯学・薬学」分野の専門家・研究者向けの書籍。医学書院から2026-11-01に発売予定。 ISBN 9784260029391、280×210mm、A4変形、4100円。 近刊情報(JPRO)は2026-10-08に公開。
内容
COPDは、有病率の高い疾患でありながら、診断率の低い現状が続いています。COPDという鑑別診断を思い浮かべることが第一歩となります。そして、診断に至ったときに、それぞれの患者さんに最適な医療の計画と適切な説明ができることが、COPD診療の一つのゴールと考えます。COPDという疾患では、様々なパラダイムシフトが起こっています。画一的な概念から、多様性というキーワードが示されてきており、学問的発想にとどまらない、日常診療への確実な実装までが求められます。従来の、喫煙の有無によるCOPDの存在の判断と同一の治療薬の処方では現在のアンメットニーズを解決できないことを、臨床・基礎的検討が実証しています。Pre-COPD、PRISmという早期病態も知る必要があります。COPDを、中高年の喫煙者の疾患という画一的な思考にとどまらず、肺の発育障害という観点での、小児喘息、感染症の既往などにも拡がる疾患であるという認識をもつ必要があります。そして、呼吸器疾患としての吸入薬治療を基本としつつ、全身性疾患としての多面的なアプローチ、具体的には、複数かつ生命予後に深く関与する肺癌・肺高血圧症を含めた併存症を確認し、好酸球性炎症を治療戦略に適切に組み込む時代になっています。COPDには増悪というイベントがあり、そのリスクの認識、ワクチン接種を含めたできる限りの回避を患者さんと協働で行うことが理想です。それでも発症してしまう増悪に対して、様々な酸素療法が活用されます。日本人は増悪率が低いと言われますが、患者さんの訴えと医療者の認識のどこかにピットフォールがあると増悪の連鎖は解消されません。さらに、超高齢社会である本邦では、るい痩、骨粗しょう症、うつ、骨格筋障害、代謝異常への継続的な介入が適切です。そして多くの併存症を呈しうるため、診療科横断的な配慮も重要です。特に循環器領域では、双方向性に、安定期・増悪期共に、再増悪・病態進行の抑制に注意を働かせます。患者さんの全人的医療の提供には、単一施設での完結は困難であり、むしろ病診連携の充実が喫緊の課題です。そして慢性呼吸器疾患として、患者・ご家族の疾患リテラシーの向上、自己効力感の支持への循環形成が、COPD診療の持続性に関わります。これらの課題に対し、多くの経験を有するエキスパートの先生がわかりやすく概説されています。本書の構成は、人種間差が指摘されるCOPDについて日本人の特徴を明記することからスタートし、なぜ、どのようにという内科的思考、メカニズムへの言及と同時に実践的助言があります。全体を通して理解する読み方のみならず、各章完結での学びにもふさわしい内容となっています。若手の先生方が日常診療をされるうえで、実践的プロセス、疾患の深い理解、同時に臨床医としての幅の広い視野形成の一助となりましたら幸いです。(企画者Editorialより)
書誌情報
- 書名
- 呼吸器ジャーナル Vol.74 No.4 : COPD 薬物治療とその先へ―併存症管理,新規治療の活用
- よみ
- コキュウキジャーナル : シーオーピーディー ヤクブツチリョウトソノサキヘ ヘイゾンショウカンリ シンキチリョウノカツヨウ
- 著者
- 清水 薫子 編集
- 出版社
- 医学書院
- 発売日
- 2026-11-01(予定)
- 価格
- 4100円
- 判型
- A4変形
- ページ
- 280×210mm
- 分類
- 医学・歯学・薬学
- 対象
- 専門
- ISBN
- 9784260029391
件名・同じ出版社の新刊を見る
医学書院の他の新刊
出典: 国立国会図書館サーチ(JPRO提供分) ・ NDL書誌
情報更新 2026年10月(国立国会図書館サーチ/JPRO反映月)
よくある質問
『呼吸器ジャーナル Vol.74 No.4 : COPD 薬物治療とその先へ―併存症管理,新規治療の活用』ってどんな本?
清水 薫子 編集による作品です、医学書院から刊行予定です、分野は「医学・歯学・薬学」です。
『呼吸器ジャーナル Vol.74 No.4 : COPD 薬物治療とその先へ―併存症管理,新規治療の活用』は誰向けの本?
専門家・研究者向けの本です。分野は「医学・歯学・薬学」。
『呼吸器ジャーナル Vol.74 No.4 : COPD 薬物治療とその先へ―併存症管理,新規治療の活用』の内容は?
COPDは、有病率の高い疾患でありながら、診断率の低い現状が続いています。COPDという鑑別診断を思い浮かべることが第一歩となります。そして、診断に至ったときに、それぞれの患者さんに最適な医療の計画と適切な説明ができることが、COPD診療の一つのゴールと考えます。COPDという疾患では、様々なパラダイムシフトが起こっています。画一的な概念から、多様性というキーワードが示されてきており、学問的発想にとどまらない、日常診療への確実な実装までが求められます。従来の、喫煙の有無によるCOPDの存在の判断と同一の治療薬の処方では現在のアンメットニーズを解決できないことを、臨床・基礎的検討が実証しています。Pre-COPD、PRISmという早期病態も知る必要があります。COPDを、中高年の喫煙者の疾患という画一的な思考にとどまらず、肺の発育障害という観点での、小児喘息、感染症の既往などにも拡がる疾患であるという認識をもつ必要があります。そして、呼吸器疾患としての吸入薬治療を基本としつつ、全身性疾患としての多面的なアプローチ、具体的には、複数かつ生命予後に深く関与する肺癌・肺高血圧症を含めた併存症を確認し、好酸球性炎症を治療戦略に適切に組み込む時代になっています。COPDには増悪というイベントがあり、そのリスクの認識、ワクチン接種を含めたできる限りの回避を患者さんと協働で行うことが理想です。それでも発症してしまう増悪に対して、様々な酸素療法が活用されます。日本人は増悪率が低いと言われますが、患者さんの訴えと医療者の認識のどこかにピットフォールがあると増悪の連鎖は解消されません。さらに、超高齢社会である本邦では、るい痩、骨粗しょう症、うつ、骨格筋障害、代謝異常への継続的な介入が適切です。そして多くの併存症を呈しうるため、診療科横断的な配慮も重要です。特に循環器領域では、双方向性に、安定期・増悪期共に、再増悪・病態進行の抑制に注意を働かせます。患者さんの全人的医療の提供には、単一施設での完結は困難であり、むしろ病診連携の充実が喫緊の課題です。そして慢性呼吸器疾患として、患者・ご家族の疾患リテラシーの向上、自己効力感の支持への循環形成が、COPD診療の持続性に関わります。これらの課題に対し、多くの経験を有するエキスパートの先生がわかりやすく概説されています。本書の構成は、人種間差が指摘されるCOPDについて日本人の特徴を明記することからスタートし、なぜ、どのようにという内科的思考、メカニズムへの言及と同時に実践的助言があります。全体を通して理解する読み方のみならず、各章完結での学びにもふさわしい内容となっています。若手の先生方が日常診療をされるうえで、実践的プロセス、疾患の深い理解、同時に臨床医としての幅の広い視野形成の一助となりましたら幸いです。(企画者Editorialより)
『呼吸器ジャーナル Vol.74 No.4 : COPD 薬物治療とその先へ―併存症管理,新規治療の活用』の発売日と出版社は?
医学書院から2026-11-01に発売予定です(ISBN 9784260029391)。
『呼吸器ジャーナル Vol.74 No.4 : COPD 薬物治療とその先へ―併存症管理,新規治療の活用』の価格は?
4100円です(280×210mm・A4変形)。